お盆とは、ご先祖様の霊をまつり、お迎えして感謝の気持ちを伝える日とされています。一般的には8月(13日~16日)に行われるところが多いようです。ご先祖様をお迎えするのに、キュウリとナスをお供えします。空から来るご先祖様のために、キュウリの馬を、帰るときのためにナスの牛を用意します。キュウリの馬には、「少しでも早くお迎えできるように」、ナスの牛には「ゆっくりのんびり帰れるように」という意味があるそうです。そして、ほおずきは、色や形が「提灯」に似ていることから、道に迷わないようにという思いを込めて、目印として飾るそうです。ご先祖様のおかげで、今の私たちがあります。お墓参りに行く機会に、日頃の感謝の気持ちを心を込めてご先祖様に伝えましょう。